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パローレ、パローレ 1973 [音楽]

Paroles, Paroles 1973 (Fr Single)1972年から73年にかけて、「あまい囁き」というヨーロッパの音楽がヒットしました。原題はイタリア語で “Parole parole”、フランス語版では “Paroles… Paroles…” です。日本でも、邦題の「あまい囁き」より、むしろ「パローレ、パローレ」の呼び名で知られていたと思います。ちょっと軽薄な響きがあって、受けていたようです(^^;

この曲は、もともとイタリアの曲で、1972年にスター歌手ミーナ Mina が歌って大ヒットし、イタリアのヒットチャートのNo.1に輝きました。パローレはイタリア語で「言葉」という意味だそうですが、歌詞の内容も、虚しい愛の言葉を囁く男を女が非難するという、男と女の愛の破局を歌ったものです。ミーナが歌い、イタリア人の俳優(Alberto Lupo)が囁き続けるデュエットの形は、とてもユニークだったと思います。

 

もっとも、ミーナの「あまい囁き」が日本でどれほど注目されたのか、私は知りません。私が初めて聴いたのは、その翌年、1973年にカバーしたダリダ Dalida の作品だったと思います。ダリダは、エジプトのイタリア人移民の家に生まれ、ミス・エジプトにも選ばれましたが、フランスで歌手として成功を収めました。この作品もフランス語の訳詞であり、デュエットの相手は、あのアラン・ドロン Alain Delon でした。ドロンの囁きが入っているということで、日本ではダリダの作品が注目を集めたのでしょう。            

他人の関係 金井克子 1973 (LP)ちなみに、ダリダとアラン・ドロンのカバー曲がリリースされたのと同じ1973年には、日本でも金井克子と声優の野沢那智さんによるカバー曲(アルバム「他人の関係」のラストナンバー)が発表され、一部のファンから熱烈な支持を得ました。一部のファンというのは、野沢那智さんと白石冬美さんがパーソナリティを務めていたTBSラジオ・金曜日(木曜深夜)の‘パック・イン・ミュージック’、略して‘金曜パック’のファンのことです。

私も中学2年のころよりほぼ毎週欠かさず聞いていました(^^; このころ、野沢那智さんによるアラン・ドロンの映画の吹き替えが定番化していたかどうか記憶にありませんが、この金井・野沢の「あまい囁き」のおかげで、ドロンの声は野沢那智というイメージが定着したような気がします。ただし、那っちゃん御本人は照れくさくて抵抗があったらしく、金曜パックでこの曲をかけることはさほど多くありませんでした。金パファンとしては、その点が残念でしたね(^^;

話をダリダの「あまい囁き」に戻します(^^; ダリダという人は80年代に不幸な死を遂げたのですが、そのオフィシャルサイトは現在でも続いています。その記述によると、60年代にダリダとドロンは恋愛関係にあったそうです。「あまい囁き」をレコーディングした当時は、より強い友情で結ばれていたとのこと。そんな二人が“Paroles… Paroles…” ですから、面白いです(^^)


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